爪屋ドットコム　ご紹介ページ　神奈川県　渡邉さんちのイチジクジャム

渡邉さんは定年を機に、2015年に就農。
10アールの畑で「桝井ドーフィン」、「蓬莱柿」、「ホワイトゼノア」の3品種40本を露地栽培しています。
完熟糖度18～20の地元産イチジクが食べられるとあって、出荷を楽しみに待つファンが定着し、連日完売する人気ぶり。
デリケートなイチジクは、雨や風に遭うと傷みが早く、生食に耐えられないため、持続性可能な開発目標(SDGｓ)に取り組むためにも、規格外を廃棄するのではなく、利用できないかと2020年に自家用ジャムを試作しました。

製品化に当たっては、農産を学んだ「かながわ農業アカデミー」時代の視察先に製造を委託して完成させました。 また、品種をミックスし、積極的に果皮を入れ、甜菜糖と酒石酸を使用することで、さっぱりとした味の新製品を2023年に追加しています。
収穫後すぐに冷凍した新鮮なイチジクを100%使用し、果実と同じ直売所で販売しています。
渡邉さんは「イチジク本来の風味と甘味を生かして仕上げた。パンの他、プレーンヨーグルトに掛けるのもお薦め。ぜひ味わってもらいたい。」と話しています。